診断で失敗する2つの原因
イメージコンサルタントがぶつかる壁に
「診断の失敗」があります。
診断で失敗する原因って、どんなことでしょう?
診断の失敗は、
- パーソナルカラー診断
- 骨格診断
に多いです。このページでパーソナルカラー診断で失敗する原因をお話しします。
パーソナルカラー診断で失敗する原因は、スキルに問題はない前提で、ざっくり2つあります。
その原因とは、
- 光りの環境
- 引っ張られる
が考えられます。
「引っ張られる」については後ほどお話しますね。
まずは光の環境問題から。
光りの環境問題
光りの環境問題とは、
- お部屋にもともとついている照明
- お天気
- 時間帯
によってカラー診断の結果が左右される可能性が高いので注意が必要なんです。
光りの環境問題を解決するには?
ただ、光の環境は専用ライトで解決できます。
こちらの記事「イメージコンサルタントの費用は?」の「照明」で、
- 光りの質
- ライト
- 光りの質をチェックするアイテム
をお話ししています。参考になさってくださいね ^^
引っ張られる問題
「引っ張られる」とは、お客様の反応に診断士が引っ張られることなんです。
カラー診断を正確にできることが大前提ですが、経験の浅い診断士がおちいりやすい問題です。
カラー診断は、ドレープ(色布)を胸元にあてて、次々にドレープをめくっていきます。
ドレープをめくって色が変わると、お客様のお顔映りも変化します。
この変化をとらえカラー診断を進めるんですが、
- 感性が豊かなお客様
- 表現力の豊かなお客様
は、ドレープをめくってお顔映りが変わる際、「これ良い!」とか「うぅ~~~ん」とか感想を表現してくださいます。
「これ良い!」みたいなポジティブな表現は、診断士にさほど影響を与えないと感じます。
一方、「うぅ~~~ん」みたいなネガティブな表現は、診断士に影響を与える可能性があります。
お客様の事例
私の個人向けイメージコンサルのお客様で、
- 光りの環境
- 引っ張られる問題
両方を経験したAさんの事例をお話ししますね。
Aさんは、自己診断でオータムになったそうです。
それからオータムの色、テラコッタやダークブラウンの服や口紅を選んでいたそうです。
しばらくして、骨格診断を受けてみたいと思い、その際カラー診断も受けたそうです。
診断の日の環境とAさんの反応は、
- 診断の日は雨で、部屋の電気は付いていたものの室内は暗く、
- カラー診断の際、Aさんは「似合う」「似合わない」と思うドレープで「そうそう!」とか「うぅ~~~ん」と反応したそう。(Aさんいわく「自己診断の思い込みで反応したかも・・・」とのこと。)
診断結果は「ストロングオータム」になったそうです。
診断結果が分かったものの「オータムでも濃いテラコッタは良いけど、こげ茶は違うんじゃないかな・・・」と違和感を感じるように・・・
診断から3年ほどたち、私のコンサルを受けてくださいました。
診断結果は、ディープウィンター(9割)×ディープオータム(赤系のみ似合う)でした。
診断の失敗を回避するには?
光の環境の大切さは、パーソナルカラーを学んだ方は知っていますし、ネット上で情報がたくさんあります。
このブログでも「イメージコンサルタントの費用は?」の「照明」(光の環境の解決法)でお話ししています。
一方、「引っ張られる問題」は盲点なんです。
引っ張られる問題を回避するには、経験を重ね診断に自信をもつ以外ありません。
カラー診断だけでなく、骨格や顔印象分析も同じです。
あなたが、カラー診断やイメージコンサルタントの勉強をして、これから活動するなら、家族や友人などできるだけ多く経験を重ねましょう。
もし、これからスクールを選ぶなら、
- モデルさんをお呼びし診断をしているか?
- オンライン診断の講座があるか?
をスクール選びの基準にしてもよいでしょう。
BICAでは、
- モデルさんの診断をしていただきます。
⇒受講生にとって初対面の方を診断することで、先入観なく診断でき、自信につながります。 - オンライン診断の講座では、10名以上のモデルさんのお写真をもとに、オンライン診断の練習をします。
⇒オンライン診断は、これから需要が増えることが期待されます。遠方のお客様も診断を受けやすいので集客アップにもつながります。
BICAのイメージコンサルタント養成講座・総合コースでは、
- パーソナルカラー診断
- 骨格診断
- 顔骨格デザイン分析